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ALA1530 up grade kit [その他]

 以前から書いていますが、現在の平日のradio聴取環境は、アンテナ(ALA1530)をマンションのベランダに出したことで、格段に向上したわけです。 ここに至るまでかなりの時間を無駄に費やしてきたのですが、とはいえ、この過程においてはそれなりの試行錯誤もしてきたつもりです。その一つにALA1530 up grade kit の購入があります。

 もともとRC建築のマンションの中でアンテナを飼っていたのですが、3年近く前でしょうか、件のup grade kit を購入しました。確か中波をはじめとした低い周波数領域での利得を上げて、『ALA1530+』相当にできる、とのふれこみで購入したのです。
 しかし、結局ただでさえnoiseだらけだったところが、noiseごとgainが上がってしまったため、それはもう惨憺たる結果で、ものの数十分試しただけで、部屋の片隅の棚に放置されてしまったのでした・・・。

 で、今日、そういえばあんなものもあったなと、このup grade kit を久々に手にしたのでした。使い方はup grade kit と言っても、ただALA1530の室内器をすげ替えるだけです。実際にすげ替えてみました。受信機はIC-R9000です。

 その結果は・・・、
 長波(279kHz Radio Rossi)は21:30ころ当地では「9+10dB」くらいが普通ですが、これが「9+30~40dB」くらいまで強力になりました。
 中波(地元NHK第1)では過入力になってしまい20dBのアッテネーターを入れないと音が割れるどころか、むしろ何も聞こえない(認識できない)状況です。強力過ぎ。
 2325kHz のABC NT service, Tennant Creek もALA1530 では、スペクトラムスコープを見ると、ほとんど平坦な中に、2325kHzの波がピョコンと出ている感じですが、up grade kit に変えてみると、いわゆる『オバケ』の大行進です! ターゲット周波数の信号自体も確かにメーター読みで「5」程度から「9+10dB」くらいまで強くなるのですが、スコープ画面上では、鮫の背びれのような大きな波が沢山出てきてしまいます。
 これではover specです。自宅から約200mにNHKの送信アンテナがあるからこれらは仕方ないのか。

 今現在手元にあるほかの受信機それぞれで、今後見ていこうと思いますが、どうやらup grade kit は、現状では全くと言っていいほど出番が無いのではなかろうかと思われます・・・。

 

屋外設置その後 [その他]

 ALA1530をマンションのベランダに出してみた結果、受信環境というか、受信クオリティーは格段に向上しました。
 とにかく、全域にわたってノイズレベルが大幅に低下し、明瞭度が向上しました。「何となく音楽、何となくトーク」と言っていたのが、「こんな音楽、こんなトーク」というか、それ以上になったわけです。
 今も聞きながらこの記事を書き込んでいるのですが、ABC NT Service, Alice Springs(2310kHz) / Tennant Creek (2325kHz) / Katherine(2485kHz) いずれも格段によいです。(当地では特にTennant Creekがよく、SINPO=34333くらいでしょうか。) なんせ、トークの中の単語やフレーズがすべてではありませんが聞き取れるようになったのですから。
 昨日夜のSon La Radio(4740kHz)も良かったです。 数日前の早朝のZNBC(4910kHz)もしかりでした。

 某BBSの書き込みを憧れつつ、ほとんど他人事のように覗いていたのが、これからは自分でも確認出来る可能性が高くなるのかと思うと、実に無精な自分であったなと、心底思われます。
 「心のメタボリック症候群」とでも言いましょうか・・・(意味不明)。

 今後は是非とも、南米にもチャレンジしてみたいと思います。

屋外設置 [その他]

 なんだかんだ言って、相当長きにわたり、新規記事のアップをしておりませんでしたが、いつしか北国の季節も春となっております。

 昨日は連休最終日。久しぶりに北見で一人です。風が若干強かったものの、以前からの懸案事項の一つであった、ALA1530の屋外設置を行いました。 といっても、ただ単にマンションのベランダにアンテナを出すだけなのですが、何で今まで、長いこと室内で我慢していたのかというと、すき間ケーブル、コネクター変換、中間のケーブルなどの調達を面倒がっていたからです(いまのマンション、4年目になろうとしているのですが、グータラもここまで来ると・・・。)。

 すべての設置が終わって、いざ受信機の電源を入れると、耳だけでもノイズフロアーが下がったことが実感できました。また、IC-R9000の画面でも明らかに、高めのさざ波のようなノイズ波形が一様に平坦に近くなっています。やれRC建築だの、オール電化だのと何かとマンションのせいにしてきましたが、マンションにしてみれば今まで本当にいい迷惑だったに違いありません。

 「こんなことなら、さっさとやっておけばよかった。」 私にはよくあることです。仕事ではこういうことは無いですし、許されないのですが、仕事以外だと、どうしても怠惰になってしまう私。ま、最終的に目的に到達すれば良しとしましょう。

二本目の・・・ [その他]

 相変わらず、週末ごとに北見・旭川を行ったり来たりしています。
 週末は基本的に旭川の自宅にいるので、なかなか一人っきりになることがありません。家族サービスにほとんどが費やされてしまうわけです。かといって一人でいる北見の場合も、住環境のためラジオを聞こうとする気も起こらず、酒に浸かった日々を送るのみ。
 こんな時に、さらに追い打ちをかけるように、旭川の自宅にセットしているアクティブアンテナ『DX707』(だったか?)が、とうとう不調に陥ってしまいました。以前このblogでも書きましたが、結構怖い思いをしながら屋上にセットしたものです。
 そんな時、どうしますか? 私なら、
 ということで、二本目のApex radio『303WA-2』を購入してしまいました。

 例年になく雪の降り始めが早い旭川で、またまた実父に手伝ってもらって、はしごで屋根に上り、DX707と交換作業です。風とちらつく降雪とで、前回の作業よりも一段と腰が引けました。

 作業後、ケーブルの接続も終え、受信機のスイッチをオン。ヨルダンでしょうか? 中東風の音楽が軽快に聞こえます。予想していたよりもノイズは少ないです。直線距離にして250mほどのところにNHKの送信アンテナがあるのですが、混変調はありません。
 まずは評判通りのアンテナだと感心しながら、本を読んでいるうちに遅めの昼寝になっていました。

 11810kHz Radio Jordan -15:15- SINPO 33333

【後日談】
 でも実は、DX707の不調ではなく、部屋に引き込んでいる同軸の断線という噂もありましたが、真相は不明です。うやむやのうちに、303WA-2が二本に増えたというお話のようです。


思わぬ敵とは・・・ [その他]

 たまたま、旭川の自宅に帰らない週末であったので、かねてから機会を窺っていた野外受信を実行しました。場所は前回の能取湖畔から少し北上した湧別町計呂地(「けろち」と読みます)。

計呂地

 地図を広範囲にしてみるとおわかりのように、北海道で一番大きな湖、サロマ湖湖畔の小集落で、私がいる北見からは距離にして約50キロ、車で約35分(!?)の所です。写真ではわかりにくいかもしれませんが、遠くに湖面が見えています。 現地に到着したのは19時過ぎ。ちょうど国道からは湖寄りに一本入った裏道みたいなところで、人目に付くこともなくアンテナを組み立てて車のルーフにセットし、ラジオにつないでいざ電源をオン。 経験済みではあるが、とにかくノイズが少ない。 夏至を過ぎて2週間余り、さすがに程なくあたりは暗くなってきた。外灯すらない湖畔は、むしろ不気味にさえ思える静けさです。「ちょっと怖いな」と思いながらも、思い浮かぶ周波数をICF7600GRに打ち込みながら聞き流していきましたが、さすが、おおむね良好でした。わざわざやってきた甲斐がありました。
 当初、寝袋まで積み込んで、現地で一夜を明かすことも辞さない覚悟で乗り込んだのですが、あまりに不気味すぎて、結局1時間半ほどであえなく帰途についてしまいました。
 とは言っても、不気味さよりも何にまいったかって、湖畔の草むらに乱れ飛ぶ『薮蚊』だったのです。車外でアンテナをいじっていると、すぐに私めがけて彼らは集ってくるのです。うっとうしいを通り越して、恐怖すら感じます。虫除けスプレーは必須なのだと悟った野外受信でした。

 滞在時間内に聞こえたものを推定ですがいくつか挙げておきます。いずれも、自分の部屋では聞くのに相当苦労します、というか、この時間帯にはまずまともに聞くことが出来ません。

 3335kHz Radio East Sepik, Wewak, PHG  (SINPO=34333)
  3385kHz Radio East New Britain, Rabaul, PNG  (SINPO=24333)
  4790kHz RRI, Fak Fak, Papua, Indonesia (SINPO=33333)
  9930kHz World Harvest Radio, Naalehu, Hawai'i (SINPO=54444)

 このほか31m bandは中国語の放送が目白押し。南米なんかも聞いてみたいものですが、時間的にはすでに遅かったか。しかし、手応えは十分です。またの機会には、必ずや虫除けスプレーを持って行かなくてはなりません。(しかし、次に行けるのは、虫さんたちもいなくなったヒンヤリとする秋頃かもしれませんが。)
 


電波に歩み寄る。 [その他]

 気分的に盛り返したかに見えたけれども、結局またしばらくラジオを聴くことから遠ざかっていました。
 なんだか落ち着いてじっくりと聴くことができないのも確かなのですが、受信環境がお世辞にも良いとは言えず、いつ聴いてもノイズだらけだからというのも、いいわけがましいが要因の一つではあります。
 そんな窒息状態を打開するには・・・。電波を待つのではなく、迎えに行くのだ(?)。

 ということで、アウトドアで受信すべくアイテムをいろいろとそろえてみました。

 受信機: 『ソニー ICF-SW7600GR』 これは以前から所有。
 アンテナ: 『Apex Radio 303WA-2』 これが一番の目玉か。いろいろな方のblogにおいておおむね良い評価を受けており、結構売れ行きもいいらしい。約一月前に密かに購入しておいたもの。
 その他1: 『Apex Radio 35BNC』 SW7600GRの外部アンテナ端子(3.5Φ)にBNCタイプの同軸ケーブルを接続するための専用変換ケーブル。
 その他2: 『マグネットアンテナ基台』 サイズ的には小さい(一番廉価なもの)。走行しながら聴くわけではないので、強い磁力のものはいらない。

 以上4点を車に積んで、北見から約40キロ離れた能取(ノトロ)湖畔へ走る。

 写真は運転席から見たところ。エンジンは止めて、今回はボンネットに基台を置きましたが、ルーフ上に置いた方が良いのかどうかは今後の課題であります。

 結果は・・・。受信内容の詳細はともかく、拍子抜けするほど良好でした。
 パッシブタイプのアンテナであるため電源を必要とせず、ロケーションが水辺に近い自然のまっただ中であることからアンプも必要とせず、至ってシンプルな構成で、はるかに自宅の設備を越えています。これは癖になります。

 以後、上記セットを車に常備することに決定したのは言うまでもありません。
 


ようやく回復気運 [その他]

 今冬は全国的に異常気象。ここ北海道も例に漏れず、私のいる北見もまだ2月下旬というのに日中の気温が連日プラスという感じ。
 これまでしばらくラジオから遠ざかっていましたが、暖かくなってきたから(?)というわけでもないのですが、最近ようやく夜間に、早朝にと少しずつ聞き始めています。私ごときのレベルでは、スランプというには大袈裟すぎて恥ずかしいのですが、そうじゃなければ冬季鬱症みたいなものだったのでしょうか。

 いつもよく流している60m bandあたりがこちらではとにかく不調でしたが、最近になって幾分持ち直してきた感じですし、2MHz台のAusie broadcastingも結構よく聞こえているので、そんな変化も心理的に作用してラジオを聴こうという気になったのかもしれません。

 いま、このentryを書き込みながら聞いているのは、

Afrique Numero Un, Moyabi, 9580 kHz

 Simply Redの曲(曲名失念)が流れてました(-6:45-)。


FRG-7700 [受信機]

 新規エントリーを全くアップすることなく2ヶ月たってしまいました。

 なんだかあらゆる面でコンディションが悪いため、自然と受信機の前に就くことから遠ざかっていたのですが、ここで一つ気分転換でも、ということで、前々からいつかは実行しようと思っていたことをこの機会にようやく実行しました。
 それが、『FRG-7700の調整』ですが、結論から言うと、わざわざショップ経由でメーカーに出しては見たものの、ほとんど何も変わらずに帰ってきた。
 FRG-7700(八重洲無線、現在Vertex Standard)については、ここで改めていう必要も無いほどの往年の名機の一つと思いますが、この受信機は今からさかのぼること約25年ほど前、私が中学2,3年の時に、父に買ってもらった大事な受信機です。その後酷使することもなく、しかしほぼとぎれることもなく、細々と使ってきたものです。
 そんな受信機ですが、さすがに最近は感度が低下してきたように思えて(ここが問題。ただ単にそう思いこんでいたのかも)、さらに長生きをということでメンテに出したのですが、「交換用のパーツが無いため修理できない」ということで、接点研磨のみ施され帰ってきたものです。 じゃあ、「交換って、どこに不具合があって、何を交換する必要があったのか?」とショップの人間に尋ねても、当然ながらメーカーから上記の文言がレポートに書かれているだけなので、「当方ではわかりまセン」の一点張り。 納得しようにも納得できないまま引き下がったが、メーカーさん、何かコメントありませんか?
 自分なりの解釈では、「(現在交換パーツがほとんど無いというのは事実ではあるものの、)メーカーさんも、不具合を見いだそうと躍起になって調べてくれたが、どこが悪いのかわからなかった。だから、部品を交換しようにも所詮無理な話だった。」とすることにしました。だって、本当に不具合があればそれを依頼主に教えてくれるのは商品生産者の義務のはずですから。きっと、メーカーの面子にこだわった結果の表現だったに違いない。 ということは、やはりアンテナをきちんとしたものに取り替える必要があるのでしょう(検証もできますし)。 しかし、残念。北海道は例年より少ないといわれていても、雪の中。課題は来春以降まで先送りです。

 今もなお、ネットオークションを覗くと時々FRG-7700が出品されています。写真を見る限り、程度にはかなり差があるようですが、一様に2~3万円前後の値段で取り引きされています(完全動作品に限りますが)。 そこで、私はこの受信機を出品するでしょうか? いや、けっして出品はいたしません。 聞こえる限り、back up機として使っていきたいと思います。 ウンともスンとも言わなくなっても手元に置いておくつもりです。


早朝のFak Fak? [DX'ing]

 週末は北見から旭川に戻り過ごしているので、hard ware的には北見より劣る環境での聴取を余儀なくされている。 しかし、広帯域アンテナ(DX-707)とはいえ屋上に設置したものであるから、北見の屋内ALA-1530とはいい勝負かもしれない。受信機は購入後すでに25年は過ぎたFRG-7700。

(FRG-7700は、意外とSSBの復調音なども聞きやすく、音質的にはAR-7030にも引けをとらないと思いました。いかにも''mechanical''という感じで、しっかりと作り込まれている、いい受信機だと思います。一度点検、調整に出してみたいのですがメーカーは受けてくれるでしょうか?)

 そんな前置きはさておき、前回もupしたRRI-Fak Fak であるが、今回は偶然朝5時過ぎに目が覚めてラジオを聞く気になったので、電源を入れて60m bandをさまよっていると、4790 kHzで、コーランの読誦のようなものが入ってきた。 手元にPWR2006が無いので確認するすべもなかったのだが、
おそらくFak Fakの朝の放送だ(と思う。)。 そういえば、ラマダンもそろそろ終わるのかと思いながらしばらく聞き流していたが、次第に外が明るくなって来るに従って、信号が弱くなって、やがてnoiseに埋もれてしまったようだ(というのも、自分も意識が弱まり再び眠りに陥っていたもので・・・)。 特筆すべきは、聞こえていたときはnoiseもほとんど無く明瞭に聞こえていた点か。こんなこと、今まで無かったぞ、というくらいであった。

 RRI, Fak Fak. AM, 4790 kHz, 05:25 - , SINPO=34433


RRI, Fak Fak, Papua [DX'ing]

 秋は急速に深まり、自宅の中にいても朝晩はけっこう寒く感じるようになってきた。
そのためか、日が暮れてから外を出歩くのが億劫になってきた。
 しかも、深酒はやめたのでまともにradioを聞き流せるようになってきた。
 最近の60m bandあたりは当地(北海道,北見)ではなんだか今ひとつといった感じである。それでも、一時期とても入りの悪くなったFak Fakが昨日、今日と比較的よく聞こえる。
 先月下旬よりラマダンに入り、今がちょうど中盤から終盤にかかるころか。radioの向こうからは、コーランの読誦が聞こえてくる。ただ、空電様の強いnoiseがあり、明瞭度に欠けるため、そうとわかるのがやっとという感じ。

4790kHz, AM, 21:47- SINPO = 33222

追伸
 時に当blogをごらんになってくださっている皆様、大変ご無沙汰しておりました。
 いままで、タイトルはほぼ毎回「今日の一局」として来ましたが、そうだと、自分でも検索しにくかったり、何かと不都合に感じてきましたので、体裁を変えてみました。が、今しばらく試行錯誤が続きます。


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